2010年 01月 23日
“Les Cousines des Lilas”
“Les Cousines des Lilas”
≪Lourmarin≫にあるアンティーク刺繍のお店
100年以上のその昔、
フランスの女の子は8歳くらいになると、
“Abécédaire”(アベセデール) という
アルファベットや数字などの刺繍を習い始めると。
結婚が決まると
自分でナプキンなどのリネンにイニシャルを刺繍して
嫁入り道具にしたそうな。
Madameは、
そんな古いリネン類を蚤の市や骨董屋で見つけては、
ご自身で裁縫し、
現代の作品に甦らせておられるのです。
この店に訪れることができたなら、
絶対欲しいと思っていたものがありました。
極シンプルな白のランプシェードにそっと掛けると、
ほわ~っとやさしい雰囲気につつまれるのです。
以前泊まったシャンブル・ドットのキッチンの照明にも
このような布が掛けられていました。
小さなクッション
洗いざらしのまるで糊をかけたような
シャッキリ感のあるリネン。
古い布が貼り合わさったこの柄も、
とっても気に入ってます。
そしてそして
Madameはとっても気さくな方で、
1歳児以下言語の私との会話の中で、
『どこの学校に通ってるの? パリ?』
「あ、..いえ、日本です。」
『あら..日本で習っていたの?
お上手なのでパリで習っているのかと思ったわ ♪』
「・・・・」
・・・うぅ~ん.....嬉しい ♡
なんていい方なんでしょう...
^^
by lambidumidi
| 2010-01-23 12:03
| 古道具:AntiquiteBrocant