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L'Ambiance du Midi ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Chataigne の季節

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まだまだ太陽の光は強いけど、
少しずつ 少しずつ秋にかたむく季節
Chataigne の季節となりました。


世界遺産.. 奈良県は吉野・山里の銘菓“栗あんころ”

ほっこり程よい甘さの栗あんを
濃いめのCaféでいただきました。


フランス語で、栗の木を“Chataignier(シャテニエ)” という。
そして、栗の実は“Chataigne(シャテーニュ)” という。

私達、“栗” といえば“Marron(マロン)” と思っているが、
実は、フランスで Marronといえばマロニエ(Marronnier)の木の実。

フランス語では、
一般的に木の実の名前の最後に- ier (イエ)がつくと、
その実のなる木の名前となります。

Marronnier(マロニエ)は栃(とち)の木で、
Marronは栃の実、
もちろん、栗の実ではないのであります。


しかし、フランスでも Marron を“栗” と表現するのも事実。
マロングラッセ(marron glacé) のように...

なぜ?


その昔、
マロニエの実を使って “マロングラッセ” を作っていたが、
シャテニエの実を使うようになったため、
Marron(マロン)に “栗” の意味が生じたと言われています。


へぇぇ~~~
って思いますね。



by lambidumidi | 2010-09-26 13:21 | 食:cuisine