2010年 09月 26日
Chataigne の季節
まだまだ太陽の光は強いけど、
少しずつ 少しずつ秋にかたむく季節
Chataigne の季節となりました。
世界遺産.. 奈良県は吉野・山里の銘菓“栗あんころ”
ほっこり程よい甘さの栗あんを
濃いめのCaféでいただきました。
フランス語で、栗の木を“Chataignier(シャテニエ)” という。
そして、栗の実は“Chataigne(シャテーニュ)” という。
私達、“栗” といえば“Marron(マロン)” と思っているが、
実は、フランスで Marronといえばマロニエ(Marronnier)の木の実。
フランス語では、
一般的に木の実の名前の最後に- ier (イエ)がつくと、
その実のなる木の名前となります。
Marronnier(マロニエ)は栃(とち)の木で、
Marronは栃の実、
もちろん、栗の実ではないのであります。
しかし、フランスでも Marron を“栗” と表現するのも事実。
マロングラッセ(marron glacé) のように...
なぜ?
その昔、
マロニエの実を使って “マロングラッセ” を作っていたが、
シャテニエの実を使うようになったため、
Marron(マロン)に “栗” の意味が生じたと言われています。
へぇぇ~~~
って思いますね。
by lambidumidi
| 2010-09-26 13:21
| 食:cuisine